前文

私たちのコアバリューは、真摯さを最重視する/質実剛健に成果を追求する/be nice です。

営利企業である以上、儲けることができなければ誰も幸せにすることはできません。売上の最大化、経費の最小化による利益の追求は絶対です。その一方で、利益の追求のみを成果とし、不機嫌で息苦しい職場にはいたしません。多様な社員一人ひとりの心理的安全が確保され、活躍できる環境もまた私たちが追求する成果です。利益と善い企業文化の追求は、私たち全員の義務であることをここに宣言し、WHITE CROSS社員の行動規範を定めます。

企業文化とは、社員同士で共有される考え方・価値基準です。WHITE CROSSの企業文化は、幼少期より諭されてきた道徳、経営学の定石、及びWHITE CROSSの歴史から醸成されてきたものです。企業文化を司る行動規範は、集団としての規律ある思考・判断・行動の指針の枠を超え、社員一人ひとりの人格形成を促進します。

WHITE CROSSは、永続性のある偉大な企業になるため、善なる動機に基づいた事業を行います。「人は城、人は石垣、人は堀」です。私たちは真面目さを美徳とします。挨拶を徹底します。功ある者には禄を与え、徳ある者には地位を与えます。長く働いている社員を大切にし、終身雇用の実力主義の実現を目指します。そして、現在そして次世代の社員が、等しく挑戦・成功する機会を得られるような仕組みを作り続けます。

私たちはWHITE CROSSの名誉にかけて高い目標を掲げ、使命感を持ち、不屈不撓の一心で、気高く仕事に邁進します。その先に、社会に真の価値をもたらし、社員一人ひとりの人生に豊かさと幸福をもたらします。

行動規範

#1 誰をバスに乗せるか

正しい人材なくして、偉大な企業はつくれません。あらゆる企業活動のなかで、正しい人材をWHITE CROSSというバスに乗せることが最重要です。WHITE CROSSにおける正しい人材とは、各分野におけるハードスキルでの優秀さ/潜在能力と、WHITE CROSSの企業文化に共感・体現しソフトスキルを高めら続けられる可能性を兼ね備えた人です。

採用に携わる人は、正しい人材について理解した上で、自分より優秀な人を仲間にします。自分より優秀な人を採用し、活躍してもらうことは、自分自身の評価にもつながります。逆に、自分より優秀な部下を恐れることは、組織を弱体化させることにつながります。

また、どれだけ優秀であっても、企業文化とフィットしない人材は、コントロールが効かず事故を起こすスポーツカーと同じです。短期的に成果を上げられたとしても、中長期的に見れば、私たちが大切にしている企業文化を損なうことになります。

#2 善なる動機と正しさに基づく行動

「勝てば官軍、負ければ倒産」の厳しい世界だからこそ、善なる動機/利他の心に基づき始めた事業が軌道に乗った時、社会に受容され、安定した成長を描き大樹に育つ可能性が高まります。

また、何かに迷った時、人としての正しさを基準に考え、行動します。短期的には小さな損でも、中長期的な大きな信頼となります。どれほど企業が大きくなっても、仕事は人と人が行うものであり、信頼は財産です。得ではなく、徳をとります。

#3 人格によるリーダーシップ

リーダーシップとは、間接的影響力です。役職を問わず日々、企業文化を体現し、その背中で示せる人がリーダーです。

”Corporate value is our life value.”